先ほどの記事ですが訳出してみます。せっかくの青赤記事ですし。

Deck Tech: Delver Red with Caleb Durward

Maindeck:

Artifact Creatures
1 Moltensteel Dragon/熔鉄鋼のドラゴン

Creatures
3 Chandra’s Phoenix/チャンドラのフェニックス
4 Delver of Secrets/秘密を掘り下げる者
2 Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い
4 Snapcaster Mage/瞬唱の魔道士

Instants
4 Brimstone Volley/硫黄の流弾
4 Incinerate/火葬
4 Mana Leak/マナ漏出
1 Negate/否認
4 Shock/ショック
2 Vapor Snag/蒸気の絡みつき

Planeswalkers
1 Koth of the Hammer/槌のコス

Sorceries
2 Divination/予言
2 Ponder/思案

Basic Lands
9 Island/島
9 Mountain/山

Lands
4 Sulfur Falls/硫黄の滝

Sideboard:

1 Moltensteel Dragon/熔鉄鋼のドラゴン
2 Spellskite/呪文滑り
2 Manic Vandal/躁の番人
2 Dismember/四肢切断
3 Flashfreeze/瞬間凍結
2 Koth of the Hammer/槌のコス
3 Arc Trail/電弧の痕跡

---------------------------------------------------

もしあなたがSCGトーナメントのライブ映像を見ていたなら、カメラに映る《月霧》に驚いたかもしれない。そしてまた、《秘密を掘り下げる者》が最後まで勝ち進んだことにもっと驚いたことだろう。オープンシリーズにおける傑出したデッキビルダーの一人であるCaleb Durwardは週末のカンザス・シティーでまた一つの成果を作り上げてきた(※1)。

※1 One of the most prominent brewmasters on the Open Series, Caleb Durward has crafted another concoction in Kansas City this weekend. :意訳。多分こんな意味?

彼のこのイベントに向けたデッキ調整はナッシュビルでトップ8に入ったとあるアーキタイプから始まった。青黒コントロールだ。このデッキで成果が挙がったにも関わらず、彼はこのデッキのファンにはならなかった。「Wolf Rump(赤緑ケッシグ)との対戦が五分五分に思えたんだ。それが嫌だった」彼は言う。「青白ブレードを使ったりマジックオンラインをやったりで無駄な時間を過ごしてしまったよ」彼は納得しないままに青白ブレードを使い続けていた。両面カードの《秘密を掘り下げる者》を代わりに使おうと彼が考えつくまでの間にずいぶんと酷いロスが生じてしまった。(※2)

※2 While he wasn’t sold on that deck, he kept playing with it—until a bizarre loss to multiple Delver of Secrets got him thinking about playing that card instead. :意訳。むずいっす…。

「最初は青白で考えたんだけど、青赤の方がぴったりだと思ったんだ。」彼はレガシーでの経験を元にデッキ構築を始めた。「青赤バージョンは、僕がレガシーから移植したいと切望していたTempo Thresh deck(青緑スレッショルド?)にとてもよく似ているんだ。」相手のボードプランを混乱させられるカウンターやキャントリップ、火力スペルたちと攻撃的なクリーチャーを組み合わせるこのデッキは、去年作った《敏捷のマングース》デッキのコンセプトとそう違わない。

何度かの対戦後、Calebは《思案》に感激した。「《思案》は《予言》よりも良かった。3枚の思案と1枚の予言を使うことにしたんだ。」 もうひとつ彼が確信できなかったのは、どの“大砲”が一番良いかということだった。4マナ域のカードをメインとサイドに分けることについて、彼はちょっとした博打だと思った。「コスはコントロールに対してとても強いし、《溶鉄鋼のドラゴン》は赤緑ケッシグに対してとても強い。両賭けすることにしたんだ。」 彼はまた、この“かわいらしい”アーティファクト・ドラゴンに本来与えられるべき評価を与えてあげたかったのだ。「溶鉄鋼はLewis Laskinのアイデアなんだ。」

このトーナメントにおいて、Calebは自分の大好きなデッキを使えて本当に幸せだ。「第1ターンに《秘密を掘り下げる者》を出せれば多くのデッキに打ち勝てる。それらのデッキは《秘密を掘り下げる者》をどうにかできるようにデザインされていないし、特に《マナ漏出》でバックアップしてやればなおさらだ。」Calebは説明する。「青黒コントロールは有利なマッチアップだ。《瞬唱の魔道士》はより強く動けるし、相手よりも多くインスタントタイミングで動けるからね。赤緑ケッシグは本当は五分五分なんだが、(こちらのデッキに不慣れなので)どう動けばいいか分からないだろうね。」 対戦相手が狡猾なら不利になるかもしれないことを承知で、彼はそう明かした。

他のデッキも同様にどっこいどっこいだ(※3)。「トークンデッキとは五分五分。こちらのメインに採用している《蒸気の絡みつき》がこのデッキにはよく効く。《蒸気の絡みつき》は実際とても良くて、これの活躍で5ゲームは勝ってる。ライフロス効果も本当に効果的だ。」 もちろん《蒸気の絡みつき》は《チャンドラのフェニックス》を《忘却の輪》から守ったり、《瞬唱の魔道士》を使い回したりと、価値ある仕掛けとなる。

※3 Other decks can go back and forth as well. :どっこいどっこい(笑)

以上のように、Dlver RedはCalebの好きなタイプのデッキだ。「このデッキは色んなプレイングができるよ。」


----------------------------------------------------------------------

途中で後悔するほど細かい部分が難しかったです…。かなり意訳を含んでいるので違う点はご指摘ください。

コメント

まんて@バイト戦士
2011年11月3日0:31

このデッキ凄いですね!
動きが多彩すぎて選択肢が多くなる(汗
どの選択が正しいか考えながらプレイするとマジック上手くなった気がします!
気がするだけww

みりん
2011年11月3日1:00

盤面を無視して火力で削りきりに行くタイミングとか難しいんですよね。
通してもギリギリ死なないものと死ぬものとの見極めとか・・・。
でも秘密を掘り下げる者は本当に強いです。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索