こげつさんからコメント頂いたことに加え、検索ワードでも
「黒コン」の文字が多いようなので黒コンについての考察を。

黒コンの組み方としてフィニッシャー枠が6~8、ハンデスに10、
除去に10、その他8~10に土地24あたりが適量と考えています。
その他枠には《血の署名》や《魔性の教示者》、PWが含まれます。

NPHを受けて作成するのであれば《ファイレクシアの抹消者》が
フィニッシャーとして適当でしょう。
またそれだけでは足りないので《墓所のタイタン》と《ワームとぐろ
エンジン》を1枚ずつ入れます。
実際、黒コンに足りないのは4,5マナで出せるフィニッシャーだったので
抹消者の登場は相当に大きなことです。

ハンデスは審問を4、強迫を2、《蔑み》を2、《精神ヘドロ》2あたりで
どうでしょうか。1マナ8枚でほぼ初手ハンデスが可能ですし、
先手5ターン目ヘドロは立ち上がりが遅れた殆どのデッキをぼろぼろに
する破壊力があります。しかもこれからは前のターンに抹消者が出てる。

除去枠は確定除去の中では一番安定している《喉首狙い》が2、
軽さが魅力の《血の復讐》が1、茶対策に《破滅の刃》が1。
そこに何だかんだ便利な《マラキールの門番》を3。
あとは全体除去枠ですが、一長一短なので黒頂点1、《弱者の消耗》1、
そして《生命の終焉》(黒ラス)を1枚採用してみます。

蔑みの加入により1ターン目に相手のアタッカーを落とせるハンデスが
4⇒6に増えている、且つ抹消者が4ターン目に出れば相手の攻め手が
止まることを考えるとビート対策の除去カードは少なめにとれそうです。
NPH前の現環境では黒頂点2枚に門番4枚が必須に近いですが。

その他は《血の署名》4、《魔性の教示者》1、《リリアナ・ヴェス》1、
《転倒の磁石》2、《太陽の宝球》2。土地は24枚すべて沼。
黒コンであるからにはサーチを入れて銀弾したい気持ちが強いので、
教示者とリリアナ様を導入。装備品が割れない分は磁石で耐えることに。
3ターン目抹消者は胸が熱くなるので宝球を入れてます。

上記でメイン60枚、そこそこ戦えるのではないかと思います。

ここにあとは《鞭打ち悶え》を組み込んでみたいですね。
鞭打ち悶えは4マナの生体装備で沼の数だけ+1/+1です。
単にそのまま出しても6/6くらいのサイズが期待できますが、
例えば《吸血鬼の夜鷲》や《リリアナの死霊》など、強力ですが
パンチ力の不足でデッキに入れづらい(と個人的に思っている)生物を
強化し後半の貴重な飛行戦力にできる点で強いです。

ただ黒単はエンチャントにもアーティファクト(というか装備品)にも
触れられない点が環境的に厳しい部分があるので、コントロールより
むしろ攻撃的に寄せていった方がチャンスがあるのかも?

コメント

こげつ
2011年5月3日14:09

わざわざ追加で記事を書いてもらって嬉しい限り
それにしても最近の黒コンではハンデスの枚数がかなり多く取られるようになりましたね
PWや装備品等、触れない置物の多様化、強化が強く関係しているのでしょう

優秀な除去もハンデスもあるのにいまいち伸び切れない黒単
NPH後に期待!

みりん
2011年5月3日21:15

もう少し書きたい気持ちがあったのでちょうどよいタイミングでした。
置物トップに対抗しづらい黒単の悲しさはどうしようもないですねー。
漸増爆弾で多少耐性が付きますがあまり好きではないカードです。
うまく色をタッチできた方が強いのかもしれませんが、うーむ。

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